歯が抜ける一番の原因は歯周病です!
さらに、30代以上では約66%が歯周病の疑いがあるという調査結果もあります。
歯周病という言葉はよく知れ渡っておりますが、その恐ろしさはあまり理解されていません。実際多くの方が発症しているはずの歯周病の実態があまり知られていないのはどうしてでしょうか。その1つの理由として発症しても初期段階では痛みがあまりない点が考えられます。
そもそも歯周病とはどのような病気かと言いますと、歯垢や歯石(石化した歯垢)の中に存在する細菌によって引き起こされる歯茎の病気です。一見きれいな歯でも歯垢や歯石は歯茎の奥の隙間や歯と歯の隙間に付着しており、歯ブラシだけでは除去できません。
そして歯周病を発症すると以下のように進行していきゆっくりと歯を支える骨がやせ、最終的に歯が自然と抜けてしまいます。
歯周病でお困り・お悩みの方は、平野区の歯医者 こたに歯科・矯正歯科へご来院ください。
歯周病の進行段階は、「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階に分けられます。初期の段階では痛みは無く、歯みがきの時に出血したり、口臭が気になってくるぐらいです。その後ある程度悪化した段階で初めて歯茎が腫れる、噛みにくい、歯が揺れる、隙間ができる、歯が伸びたように見えるようになり歯周病であると気づく方が多いです。
中等度以上の進行したケースでは、通常のメインテナンスでは深い歯周ポケット内にある歯石が取り切れないため、歯茎を切除する歯周外科治療が必要となることもあります。重度の歯周炎であれば、最悪歯を抜かざるをえない時もあります。
そして、歯周病によってやせてしまった歯茎は元通りには戻りません。
そのため、気づきにくい歯周病は定期検診や日々のケアによる予防が重要です。
歯周病の原因は歯垢ですので、歯周病の進行具合によらず、日々の歯ブラシで少しでも歯垢を溜まりにくくすることが肝心です。
そして、日々の歯ブラシだけでは除去できない歯垢や歯石は、歯科医院で歯周病治療専用の機械・器具を用いてクリーニングする必要があります。つまり、歯周病は一生付き合っていくものであり、日々のケアや定期的なメインテナンスで歯を守っていく必要があります。
歯周病の原因はプラークですので、日々の歯磨きが最も重要です。患者様一人一人に合った歯ブラシの選んで、歯ブラシの当て方やブラッシング方法を丁寧に指導・説明します。
スケーリングとは、歯に付いているプラークや歯石を除去する治療で、主に超音波スケーラーなどを使用してプラークや歯石を除去し、プラークなどが付着しにくいツルツルの状態にします。
SRPは、歯肉の中にまで付着している歯石を除去して歯の根元を綺麗にする処置で、歯周ポケットが深い状態を改善することができます。
骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深いような場合は、歯周外科手術にて、歯肉を切開して奥深くの細かい部分まで歯石を取り除きます。
平野区の歯科医院(歯医者)こたに歯科・矯正歯科では、「リグロス」」を用いた歯周組織の再生療法に対応しております。
リグロスとは世界初の歯周組織再生医薬品です。リグロスを用いた歯周組織再生療法では、重度の歯周病でも歯を抜かずに治療を行う事が可能になります。歯肉を切開して歯石を除去した後に、歯の周りの骨が溶けている部分にリグロスを塗布し、歯を支えている歯周組織(歯根膜、セメント質、歯槽骨等)の再生を促すことができます。
平野区の歯医者こたに歯科・矯正歯科では、子どもの歯並び矯正と大人の矯正歯科、
そしてインプラントの無料カウンセリングを毎日実施しております。